育児休業申出書の記入例は?厚生労働省の様式を幅広く調査!

育児休業を取得する際には、会社に対して育児休業申出書を提出する必要があります。しかし、初めて育児休業を申請する方にとって、この書類をどのように記入すればよいのか分からないという悩みは少なくありません。厚生労働省が提供する標準的な様式には、具体的な記入例が示されており、これを参考にすることで正確かつスムーズに申請手続きを進めることができます。

本記事では、育児休業申出書の記入例について、厚生労働省が公開している情報をもとに詳しく解説していきます。申出書の各項目の意味、正しい記入方法、注意すべきポイントなど、実際に申請する際に役立つ情報を幅広く調査しました。育児休業の取得を検討している方、人事労務担当者の方はぜひ参考にしてください。

育児休業申出書の記入例と厚生労働省の標準様式について

育児休業申出書とは何か

育児休業申出書は、労働者が育児休業を取得する際に事業主に提出する正式な書類です。育児・介護休業法に基づき、育児休業を取得する権利を有する労働者は、休業開始予定日の1か月前(1歳以降の育児休業の場合は2週間前)までに、事業主に対して書面で申し出ることが法律で定められています。

この申出書には、休業を取得する労働者の基本情報、育児休業の対象となる子の情報、休業期間などを記載します。事業主はこの申出書を受理することで、労働者の育児休業取得を正式に認めることになります。申出書は労働者の権利を守るための重要な証拠書類となるため、正確に記入し、写しを保管しておくことが推奨されています。

厚生労働省が提供する標準様式の特徴

厚生労働省は、育児休業申出書の標準様式を公開しており、企業や労働者が自由にダウンロードして使用できるようにしています。この標準様式は、育児・介護休業法の要件を満たすように設計されており、必要最低限の情報を漏れなく記載できる構成になっています。

標準様式には、労働者の氏名、社員番号、所属部署などの基本情報欄、子の氏名や生年月日などの子に関する情報欄、育児休業の開始予定日と終了予定日を記入する欄、配偶者の就業状況に関する欄などが設けられています。また、様式の下部には記入例や注意事項が記載されており、初めて申請する方でも分かりやすく記入できるよう工夫されています。

企業は厚生労働省の標準様式をそのまま使用することも、自社の実情に合わせてカスタマイズすることも可能です。ただし、法律で定められた必要事項は必ず含める必要があります。

記入例から学ぶ基本的な書き方

厚生労働省が公開している記入例では、各項目にどのような情報をどのように記入すればよいかが具体的に示されています。例えば、労働者の氏名欄には「山田太郎」のように姓と名を続けて記入し、フリガナ欄には「ヤマダタロウ」とカタカナで記入します。

子の氏名欄についても同様に、「山田花子」「ヤマダハナコ」といった形で記入します。生年月日は「令和○年○月○日」または「20○○年○月○日」のように、元号または西暦で正確に記入します。育児休業開始予定日と終了予定日についても、同じ形式で明確に日付を記入することが重要です。

配偶者の就業状況については、「有職」「無職」などの選択肢から該当するものを選び、チェックマークや丸印を付けます。記入例を参考にすることで、どの項目にどのような情報を記入すればよいかが明確になり、記入ミスを防ぐことができます。

申出書提出時の注意点

育児休業申出書を提出する際には、いくつかの重要な注意点があります。まず、提出期限を守ることが非常に重要です。原則として休業開始予定日の1か月前までに提出する必要があり、期限を過ぎると希望する日から育児休業を開始できない可能性があります。

また、申出書は必ず書面で提出することが法律で定められています。口頭での申し出は正式な申し出とは認められないため、必ず書類を作成して提出しましょう。提出後は、事業主から受理したことを示す書類や確認書を受け取ることが推奨されます。

記入内容に誤りがあった場合は、後日トラブルの原因となる可能性があるため、提出前に必ず内容を確認することが大切です。特に日付や子の生年月日などの数字は、間違いがないか慎重にチェックしましょう。申出書の写しを自分でも保管しておくと、後で内容を確認する際に役立ちます。

育児休業申出書の各項目の記入例と厚生労働省のガイドライン

労働者情報の記入方法

育児休業申出書の最初の部分には、申し出る労働者自身の情報を記入する欄があります。氏名欄には、戸籍上の正式な氏名を記入します。結婚などで姓が変わった場合は、現在の姓を記入してください。フリガナは全角カタカナで記入するのが一般的です。

社員番号や職員番号がある場合は、その番号を正確に記入します。所属部署や課、係などの情報も、正式な名称で記入することが重要です。略称ではなく、正式な部署名を使用しましょう。

入社年月日や現在の雇用形態(正社員、契約社員、パートタイマーなど)を記入する欄がある様式もあります。これらの情報は、育児休業の取得資格を確認するために必要となる場合があります。厚生労働省のガイドラインでは、雇用期間が1年以上ある有期雇用労働者も育児休業を取得できることが示されているため、正確な情報を記入することが重要です。

子に関する情報の記入例

育児休業の対象となる子の情報は、申出書の中でも特に重要な部分です。子の氏名は、戸籍上の正式な名前を記入します。まだ出生前で名前が決まっていない場合は、出生予定の子であることを明記し、出生後に改めて名前を届け出る形でも問題ありません。

生年月日については、既に生まれている子の場合は正確な生年月日を記入します。出産予定日前に申し出る場合は、出産予定日を記入し、実際の出生日が確定した後に訂正または再提出することになります。厚生労働省の記入例では、「令和○年○月○日生」または「令和○年○月○日出生予定」という形式で記載されています。

子との続柄については、「実子」「養子」などを明記します。特別養子縁組の場合や、配偶者の子を養育する場合なども含まれます。また、何人目の子であるかを記入する欄がある様式もあります。これは、育児休業の分割取得や延長の判断に関わる情報となります。

休業期間の記入と計算方法

育児休業期間の記入は、申出書の中核となる部分です。休業開始予定日は、原則として子の出生日から起算して、労働者が希望する日を記入します。男性の場合は子の出生日当日から、女性の場合は産後休業(産後8週間)の終了翌日から育児休業を開始するのが一般的です。

休業終了予定日は、原則として子が1歳に達する日の前日までの範囲で記入します。1歳の誕生日の前日が休業終了予定日となるため、例えば子が令和6年4月1日生まれの場合、1歳に達する日は令和7年4月1日であり、休業終了予定日は令和7年3月31日となります。

厚生労働省の記入例では、開始日と終了日を明確に記入し、両日を含めた期間が育児休業期間となることが示されています。保育所に入所できないなどの理由で1歳6か月または2歳まで延長する場合は、最初の申出書には原則として1歳までの期間を記入し、延長が必要になった時点で改めて申し出を行います。

配偶者の就業状況と育児休業取得状況

育児休業申出書には、配偶者の就業状況や育児休業取得状況を記入する欄が設けられている場合があります。これは、パパ・ママ育休プラスなどの制度を利用する際や、休業期間の延長を申請する際に必要となる情報です。

配偶者が就業している場合は「有職」に、就業していない場合は「無職」にチェックを入れます。配偶者も育児休業を取得している、または取得予定の場合は、その旨を記入し、配偶者の休業期間も記載します。厚生労働省のガイドラインでは、両親がともに育児休業を取得することで、子が1歳2か月に達するまで休業期間を延長できる「パパ・ママ育休プラス」制度が説明されています。

配偶者の情報は、特に男性が育児休業を取得する際に重要となります。配偶者が専業主婦(夫)であっても、男性は育児休業を取得する権利がありますが、その場合は配偶者の就業状況を「無職」と正確に記入することになります。

育児休業申出書の記入例における厚生労働省の最新情報とまとめ

育児休業申出書の記入例と厚生労働省の様式についてのまとめ

今回は育児休業申出書の記入例と厚生労働省の標準様式についてお伝えしました。以下に、今回の内容を要約します。

・育児休業申出書は労働者が育児休業を取得する際に事業主へ提出する法定書類である

・厚生労働省が公開する標準様式は育児・介護休業法の要件を満たすよう設計されている

・申出書には労働者の基本情報、子の情報、休業期間などの記載が必要となる

・休業開始予定日の1か月前までに書面で提出することが法律で定められている

・氏名や社員番号、所属部署などの労働者情報は正式名称で正確に記入する

・子の氏名と生年月日は戸籍上の情報を基に記入し、出生前は予定日を記載する

・休業期間は原則として子が1歳に達する日の前日までの範囲で記入する

・1歳の誕生日の前日が休業終了予定日となり、例えば4月1日生まれなら3月31日が終了日である

・配偶者の就業状況や育児休業取得状況を記入する欄が設けられている様式もある

・パパ・ママ育休プラス制度を利用する場合は配偶者の休業期間情報が必要となる

・申出書は書面での提出が必須であり、口頭での申し出は正式な申し出として認められない

・提出後は受理確認書を受け取り、申出書の写しを自分でも保管することが推奨される

・記入内容に誤りがあると後日トラブルの原因となるため提出前の確認が重要である

・厚生労働省の記入例では各項目の具体的な記入方法が詳しく示されている

・企業は標準様式をそのまま使用することも自社向けにカスタマイズすることも可能である

育児休業申出書の正確な記入は、スムーズな育児休業取得のための第一歩です。厚生労働省が提供する記入例を参考にしながら、必要事項を漏れなく記載し、期限内に提出することで、安心して育児休業を取得することができます。不明な点がある場合は、会社の人事労務担当者や厚生労働省の相談窓口に問い合わせることをおすすめします。

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